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2017.05.03 レスキューに関する規定(インカレ レース当日)

インカレ時のレスキューに関する規定のうち
レース当日に関係するものについてまとめました。

【 レスキューチェック 】

レスキューはレース当日、予告信号が掲揚されるまでに
レスキューチェックを受けなければならない。

レスキューチェックは黄色旗を掲揚したレスキュー本船が行う。

赤色旗は大会初日の前日のレスキューの出艇届けを出した際
に大会側から渡されます。
そして、最終日の帰着申告をしたあとに返却します。

<手順>

 a. 赤色旗を揚げて番号順※にレスキュー本船に近く
  →※実際は番号順ではなく、他にレスキュー艇がいな
   ければチェックしてもらえます。

 b. レスキュー本船から口頭で呼ばれる

 c. 搭載備品を順番に掲げる

  1. アンカー、シート、パドル

  2. ライフジャケット、シーマーカー(信号紅炎)、バケツ

  3. 浮環、黒球、ワイヤーカッター

  終わったら離れる

 d. 無線、乗員の確認

  定員数6名と乗員数を報告

  今回は、定員 6名、乗員 4名 と報告

 e. 無線でレスキューチェック完了の報告を受けたら
    赤色旗を降ろす

 ※国際VHF(トランシーバー)のチャンネル
  実際のレース当日は 72 チャンネル でした。
  艇長会議等で指示がありますが、不明な場合は陸上本部
  に確認すれば教えてくれます。  

 

【 自校の470が沈した場合 】

 ※赤色旗を掲揚した場合は、リタイヤとなる。
  リタイアさせない場合は、赤色旗を掲揚せずレース
  海面外で監視する。

 ※リタイアした場合は、帰着後にリタイア届を出す。
  陸上本部へ行けば書き方を教えてもらえます。

 a. 本部船に対して入場手続きをする

  工学院、クラス 470、リコールナンバー
  を本部船に伝える

  今回、リコールナンバーは 133 (4120艇)
  
  ちなみにエントリーナンバー(リコールナンバー)は
  以下です。

   4120艇 → 133
   3909艇 → 134
   3547艇 → 135

 b. 赤色旗を揚げる

 c. 必要に応じ経過報告

 d. 終了を本部船に伝える

 e. 赤色旗を降ろす

 
【 救助要請 数字旗 8 →赤十字 】

 レスキューに関する規定より

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 24.4
 レース委員会は、荒天等の理由により、
 支援艇および観覧艇に対してレース艇の救助
 を要請することがある。
 この場合、レース委員会艇に 数字旗 8
 を掲揚する。
 ———————————————-

 

OB 町田

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