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2017.05.21 国際VHF(トランシーバー)導入の経緯について

国際VHF(トランシーバー)導入の経緯について

国際VHF(トランシーバー)導入について2014年に
学連から以下の連絡がありました。

以下、2014年の学連からの連絡内容
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■国際VHF(トランシーバー)の学連推奨機種について

国際VHFとは2014年の秋インカレが使用する新しい
無線機です。
学連推奨の国際VHFを指定させて頂きましたので、
ご案内いたします。

「学連推奨機種」
アイコム社製:IC-M36J
水に浮き、防塵性もあるタイプです。

大学で複数のレスキュー艇を保有している場合、
原則、保有レスキュー艇分の無線機購入をお願い
します。

例)2艇保有なら無線機2台購入

国際VHFは船舶と無線機をセットで登録するため、
レスキュー艇1艇につき1台の無線機が必要になり
ます。
無線機1台を複数の船舶で使い回すことはできま
せん。

なお、学連主催レースの際にレスキュー艇として
使用しない船舶に関しては、任意とします

■国際VHF(トランシーバー)を使用するための資格取得

マリンVHF導入の件ですが、講習会の日程をお伝え
します。
日時:7月21日(振替休日日) 9:00-18:00
(内休憩1時間、テスト1.5時間含む)
場所:横浜情報文化センター7F大会議室
受講料:19000円(教材費込み)、
別途合格者は印紙代:1750円

講習会の参加申込書を関東学連のHP(書類→その他
書類)にアップいたしましたので、必要事項を記入
の上、スキャンデータをメールでお送りください。
期限は、5月29日15時までとします。

各校1名の参加を必須とし、希望する大学は2名の
参加を可能とします。
2名以上の申し込みをしたい大学は先着順とします。

2014年秋季女子インカレから導入をいたしますので、
それまでに免許を取得いただければ、必ずしも
本講習会を受講いただかなくても構いませんが、
大会までに必ず取得者がいるよう、準備のほどお願
いいたします。
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 工学院は国際VHF(トランシーバー)1台購入
 しました。

  アイコム社製:IC-M36J

   ※定期検査不要(ハンディータイプのため)

 国際VHF(トランシーバー)を購入しましたが使用する
 ためには国家資格である、第三級海上特殊無線技士
 (3海特)などが必要です。

 資格取得について、日本無線協会の試験で合格するか
 KAZI社などが主催する講習会で講習+修了試験で
 合格することで取得できます。
 日本無線協会の試験の費用は5000円程度、KAZI社など
 が主催する講習会は15000円~25000円程度です。
 試験の難易度は高くありませんが、講習では試験内容
 を含め丁寧に解説をしてもらえるので講習での取得が
 確実です。

 2017年に現役の高見、藤田、星野、新井が取得。
 OB 関谷さんはすでに取得済みでした。

 なお、国際VHF(トランシーバー)を購入し、操作する
 ための資格(第三級海上特殊無線技士など)を取得
 しただけでは、使用することはできず、レスキュー艇
 で使用するためには、レスキュー艇について無線局
 (船舶局)を開設する必要があります。

 総務省 関東総合通信局長に申請し、2017年4月21日に
 に開局しました。

 運用には、電波使用料を600円/年 (2017年5月時点)
 の支払いと、5年ごとに更新する手続きが必要です。
 更新費用は、3,350円 (2017年5月時点)です。

 無線局は、レスキュー艇のMONAMIに対して開局して
 いますので、レスキュー艇を変更した場合は、新しく
 購入したレスキュー艇に対して新規に開局を申請する
 必要があります。

 特記事項: 

  2014年秋インカレ以降の学連主催のレースでは
  レスキューと海上本部との海上通信に、国際VHF
  (トランシーバー)を使用します。

  レース当日には国際VHF(トランシーバー)を使用す
  るために国家資格(第三級海上特殊無線技士など)を
  取得した人が一人乗船する必要があります。
  なお、国家資格取得者は現役、OBに関係なく誰でも
  よい。

  レース前日のレスキュー艇の出艇申告書を提出する際
  に国際VHF(トランシーバー)の現物と国家資格取得
  者の免許証の提示を求められます。

OB 町田

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