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2017.08.12 獨協大学合同練習 バウ(貫通)修理

<午前>
天気が朝方、かなり雨がひどかったので9時集合にしました。

獨協大学と合同は現在3年1人、2年生1人、1年生5人とウチと似たような状況の部活です。
この日は獨協大学の監督がいなくてレスキュー運転する人がいないとのことだったのでやろうかみたいな感じでした。
艇は獨協大学2艇、工学院2艇で合計4艇でアビームスタートの上下2周ワンセット行いました。

3909艇 高見(クルー) ー 新井(スキッパー)
3547艇 北嶋(クルー) ー 藤田(スキッパー)

また1回だけ獨協の主将の艇に多田が乗りました。
独協のクルーが早退するのでレスキューがハーバーへ戻る間。

最初のアビームがなかなかそろわず苦戦しましたが、なんとかなりました。
アップウィンドはそんなにみんな速さが変わらないのですが、ダウンウィンドレグではクルーとスキッパーの力量が顕著に出たかなと思いました。

3セット目で事件が起こりました。
3909艇がスタボーで走っていたところ獨協のポート艇と激突してしまいまいた。
一応タックして力を受け流したのですがウチのガンネル部分と獨協のバウの先端が衝突してしまい、ウチは無事だったのですが獨協の方は前が穴あいてしまって12時頃陸に帰りました。
自分がクルーしていたのに事故を起こしてしまってほんと申し訳無かったです。。。

<午後>
真山さん(ヨットおじさん)と高見と多田と獨協大学主将の伸行と4人で修理しました。
整備に必要な道具はウチと真山さんで大半を用意して作業は伸行が主体で進めました。
ウチも以前似たような事をしましたが、今回は貫通してしまっていたので少し大変でした。
って事でまた整備レシピ乗っけていきます。

1 前のハッチを開けて、スピンポールにドライヤーをつけて、裏側から乾燥させる。
2 下に段ボールを引く
3 傷の周りにテープを貼る
4 研磨機で表面を滑らかにする。研磨しすぎて余計な箇所に穴を開けないように注意する。
5 アセトンを中と外にぶっかけて洗って表面の傷を再度確認してまた研磨。これでさらに傷がよく見える。
6 また同じ
7 マッドを小ぶりサイズにいくつか切る。切った面積は傷の大きさに比例する。
  マッドは砕かずピースにする。
  右の傷は右でつくり、左の傷は左のサイズのマッドをきる。
8 樹脂を作る。硬化剤もいれる。ピールクロス(手に入らない 業界用品)
9 ピースにしたマッドをつけてどんどん傷の大きさにあわせて、なんて言ったらいいかわからんが、
  小さいマッドは小さい傷のところに埋めて、大きいのは大きいところに埋めてはっつけていく。
  左はばんばんはる。
10 ピールクロスを上からピシッとはりつけて急いで上→横→下の順番でテープを貼ってピールクロスを固定。
11 すぐに箸や指で形整えて整形する。外側に指を動かして空気を外に逃がすように整形する。
12 30分から1時間まつ。
13 カッターで余計な部分をカットする。
14 平面研磨機?(なんかアイロンみたいなやつ)で出っ張った部分を平らにする。
15 ある程度削ったらやすりで頑張る。
16 後は数日後塗料

所要時間 12:30~17:00

参加者
OB 町田さん 吉村さん
3年 高見
2年 新井 藤田
1年 北嶋 多田 みずきち

PS 安全にやるためにもクルーは集中して周りを見ないといけないと思い知りました。
  獨協大学さんの主将とはまたレベルアップしたらやろうなと前向きに考えてくれてました。
  僕もまたやりたいです。

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