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2017.07.01受信

約一年ぶりの続編です。
今年はもう時効かな?と思ったのですが私のFB見てる長先輩から要請をお受けして続編を書くことにしました。よろしくです。

去年の7月に一年間の保管契約をした苫小牧市の勇払マリーナには9月に1週間ほどヨットの越冬準備作業に自家用車で行ってきて、今年の5月20日に千歳空港経由でヨットAIAに戻りました。今年は還暦定年より始めた長期間航海の4年目になります。1年目は四国一周。2年目は沖縄までを目指しましたが台風の為、屋久島で約1週間粘ったあと、九州を一周して戻りました。3年目の去年は4月下旬に出港して瀬戸内海に入り関門海峡通過して日本海を北上、苫小牧まで行ってAIAを預けて戻った次第です。
さて、5月下旬の北海道はだまだま寒いです。ここ勇払マリーナには約1週間いて越冬解除し艤装を整え、半日AIAを上架して船底掃除などを行い、天気のいい日にマリーナ出港して隣の苫小牧漁港に入りました。勇払マリーナは町外れのため買い物が出来ません。漁港の近くのイオンスーパーでこれからの約4カ月の買い出しです。特に6月より規制で値上がりする発泡酒の入手は必須の課題でした。
5月29日に登別漁港へ。ここは去年も入港しましたが登別温泉に行けなかったので今回は温泉入って来ました。バスで20分くらいの山中です。
5月30日は途中の鹿部漁港で100Lの軽油を給油してから椴法華漁港。
5月31日に逆潮を乗り越えて函館に入港。ここで小型船舶協会へ行って限定沿海仕様で渡れない(規則だけ!)礼文・利尻島への航海海域変更をしました。帰りにはまた伊豆下田港に戻さないと真っすぐは帰れなくなる面倒な手続きです。函館の天気は毎日の雨。日曜日に行われた函館ヨットクラブのレースパーティーにお招きいただきました。それ以外は買い物やコインランドリ洗濯などをして過ごします。
6月5日にやっと天気回復して出港!!5日松前港。6日に江差港です。ここで海上保安庁の臨検を受けました。重大な事実が判明。私の船舶操縦免許の期限が勘違いで今年の7月2日まで!!急遽、国交省HPで北海道での免許更新講習会日程を調べると6月11日小樽しか参加出来そうもありません。本来なら無理な直前申し込みを交渉して参加可能になりましたが、こんどはAIAが小樽にその日までに行く必要があります。
7日に瀬棚漁港で天気待ち。
9日に岩内漁港まで来ましたが天気が悪い。そこでAIAはここまでとして11日は高速バスで小樽まで往復することでなんとか講習会はクリア出来ました。ホッ!!
そして13日に余市港に入港。ここで一昨年の瀬戸内海広島で出会いましたヨット大先輩が北海道まで会いに来てくれ余市のニッカウイスキー工場でお昼を御馳走になり、小樽まで列車で行って裕次郎記念館を見学してお別れしました。
16日岩尾漁港。
17日は北限の日本酒蔵がある増毛漁港へ立ち寄りだけして日本酒を買、留萌港に入りました。
18日は離島、天売島へ。
19日天塩漁港。ここでまたまた天気待ち。
21日に利尻島沓形漁港へ渡りました。ここは有名なウニ漁の盛んな島です。
22日は隣の礼文島香深漁港へ。ここは「花の島」。観光客がいっぱい来てます。
23日に稚内港海の駅に入りました。ここでは出発前から予約?のあった大学時代マージャン仲間の一人が1週間予定で遊びに来ることになっていたので合流してレンタカー借りてドライブしたりしてました。彼をAIAに乗せて26日に再び礼文島へ。ここでもレンタカー借りて半日ドライブ。天気が悪くなりそうなので28日に稚内に戻りました。
29日から今日、7月1日まで濃霧強風の稚内です。予報では稚内地方だけ天気悪くて出港できそうなのは7月3日になりそうな感じです。つまり5月20日に北海道へ来てから40日間ですが航海出来たのは19日間だけ!!半分しか無いんです。日程に余裕がないと長期間航海は出来ないと言うことを御理解下さい。
草々

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