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2014.07.09 レスキュー艇の船舶検査(中間検査)が完了

本日、江ノ島ヨットハーバーでレスキュー艇 (船名:MONAMI)
の船舶検査 (中間検査) に代理人として立会いました。
ちなみに、船舶所有者は、関谷さんです。

台風の影響で検査ができるか危ぶまれましたが、天候は
小雨でしたので検査は実施されました。

結果は2点指摘事項がありましたが無事に終了しました。
これで安心して今後もレスキュー艇を出せます。

OB 町田/中溝

 

船検は、2011年(平成23年)5月20日に第1回定期検査を
実施し、今回は初めての中間検査でした。

以下に船検(中間検査)を受けるにあたって対応した内容
を記載します。

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 検査期間(中間検査)

  2014年(平成26年)2月19日~8月19日

  ※検査日は水曜日のみ(祝日の場合は実施されない)
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■OB側で対応を引取り

 当初、4年生の佐々木くんが対応することになっていた
 ようですが、平日の水曜日は授業があり、また就職活動中
 につき、OB側で対応を引き取りました。

 また、以前、検査期間を過ぎてレスキュー艇を出したことで、
 大変なことになったことがありましたので、期間内に完了
 させる必要がありました。

■申請書類を受取り

 船検の書類は、船舶所有者(関谷さん)へ郵送されます。

 6月12日(木)新宿校舎で佐々木くんから、関谷さんから預
 かっていた書類を受取りました。
 書類は、船舶所有者が記入する項目は記入され、捺印は
 された状態でした。

■搭載備品の確認

 6月15日(日)に船舶検査を受けるにあたり、搭載備品が
 揃っているか江の島へ行きました。

 後日、不足しているものや2014年10月に有効期限が切れ
 る信号紅炎を購入して揃えました。

 搭載備品は以下です。  

 【係船設備】
  ・係船ロープ    :2本
  ・アンカー(いかり):1個
  ・アンカーロープ  :1本

 【救命設備】 
  ・救命胴衣:6個
  ・救命浮環:1個
  ・信号紅炎:1組(2個)
   ※信号紅炎の有効期間は3年6ヵ月。
    3年ごとに買替が必要。

 【消防設備】
  粉末消火器または液体消火器
  ・赤バケツ:1個

 【排水設備】
  ビルジポンプまたは、バケツおよびあかくみ
  ・赤バケツを併用でOK

 【航海設備】
  音響信号器具
  ・笛:1個・・・赤バケツに付いています。
  ・黒色球形形象物:2個

 【一般設備】
  工具・・・船検用工具BOXを用意しました。
  ・レンチ    :1組
  ・プライヤー  :1個
  ・ドライバー  :1組
  ・プラグレンチ :1個

 ※搭載備品について備品の写真と個数の一覧をまとめ
  ましたので、以下クリックして参考にしてください。

  船検 搭載備品一覧

■郵便局で検査手数料を払い込み

 中間検査の検査手数料は、8,200円です。
 ちなみに定期検査は、16,700円です。(2014年時点)

■書類郵送

 書類を郵送しました。

 検査を受けたい日の10日間前に同封されている封筒に必要
 書類を入れて、日本小型船舶検査機構 横浜支部へ郵送。

 郵送の期限は、検査日の1週間前までに申請書が到着
 なっています。

 検査日ですが、江の島ヨットハーバー(藤沢市)は、水曜日
 と決まっています。
 
 必要書類は以下です。

 ・船舶検査申請書(1部)
  →検査日程調整の連絡先を記載する項目は
   当日立会う人の連絡先を記載。
   当日立会う人は所有者ではなくてもよい。

 ・振替払込受付証明書(1枚)
  →郵便局で検査手数料(8,200円)の払込み。

 ・船の位置略図(1枚)
  →ハーバー内のテンダーの位置(絵)を記入。

 ・自主整備点検記録(1枚)
  →実施内容およびその結果に応じて船舶検査の一部が
   省略されます。

 ・委任状(1枚)
  →船舶所有者が申請書を提出する場合は不要。

■日程調整

 検査開始時間は検査日の前日に電話で連絡がありました。

■検査当日:2014年7月9日(水)

 会社を休み立会をしましたが、立会うのは初めてでしたの
 でいい経験になりました。 

 1. 検査時間

 10:10~10:25

 検査開始時間ですが、前日に電話で連絡があり、10時ごろ
 からとありましたので 9:30 ごろ江の島に到着し、検査
 を受けるための準備をしました。

 2. 検査内容

 日本小型船舶検査機構 横浜支部の検査員の方が1名来ら
 れました
 検査の内容は以下です。

 (1)船舶検査手帳と船舶検査証書

  書類の有無の確認。
  →結果は問題なし。

 (2)船体(レスキュー艇)

  検査済票番号、メーカー、型式、製造番号の確認。
  →結果は問題なし。

 (3)船外機

  メーカー、型式、製造番号の確認と始動確認。
  →結果は問題なし。
   なお、2013年(平成25年)8月に買替をしました。

 (4)法定搭載備品

  法定搭載備品がすべて存在するかの確認。
  →結果は問題なし。

 (5)★指摘事項★

 ・乗員人数が表示されていない。

  船尾の外側に乗員人数を記載してあるシールが貼ってあ
  るのですが人数の部分が消えているので、マジックで記
  載してくださいとのこと。
  晴れたときに、「6」名と記載する必要があります。

 ・救命胴衣の着方のシールが貼っていない。

  シールはありましたので、晴れたときに貼る必要があり
  ます。 貼る場所は、船尾の内側です。

■中間検査合格後に交付されるもの

 中間検査合格後に交付されるものは以下です。

 ・船舶検査証書:1枚
 ・船舶検査手帳(検査完了印が追記されたもの):1枚
 ・次回検査時期指定票(丸いシール):2枚
 
 ちなみに、定期検査は上記に加え船舶検査済票(船舶番号
 と定期検査済年票のシール)
が交付されます。

 交付されたものは、日本小型船舶検査機構 横浜支部
 (横浜市金沢区)へ取りに行くか、郵送(着払い)の方法
 があります。

 今回、交付されたものの受取は郵送(着払い)にしました。

 なお、船舶検査証書と船舶検査手帳は、レスキュー艇を出す
 とき搭載しなければなりません。

 また、次回検査時期指定票(丸いシール)は所定の位置に
 貼ります。

 
■次回検査期間(定期検査)

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 検査期間(定期検査)

  2017年(平成29年)2月19日~5月19日

  ※検査日は水曜日のみ(祝日の場合は実施されない)
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 この間に検査を完了させなけばなりません。
 ちなみに期間が3ケ月間と中間検査の6ケ月間より短い
 ので注意が必要です。

以上
 

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